愛媛県の東予地方局に所属する５０代の男性職員が、許可を得ずに民間会社の作業を請け負い報酬を得ていたとして、１６日付で減給の懲戒処分を受けました。
県によりますと、男性職員は２０１７年ごろから去年までの間、知人を通じて依頼された建設業者の除草作業や運搬作業などをあわせて５０回ほど行い、この作業の謝礼として毎回５０００円程度の飲食の提供を受けていました。
公務員が許可を得ずに会社などの業務に従事して報酬を得ることは、法律で禁止されています。
この職員は県の聞き取り調査に対し、当初は回数や時期についてあいまいに答えるなどしていたということで、県は１６日付で減給１０分の１、１カ月の懲戒処分にしました。
県では、「綱紀粛正につとめ、再発防止を図っていく」としています。