南予で震度６弱を観測した地震の発生から５日目の２１日、中村知事が被災地を視察しました。
視察したのは、揺れが大きかった愛南町と宇和島市の合わせて５カ所で、このうち、１４００人を収容可能な大ホールの天井が崩れるなどの被害が出た宇和島市の南予文化会館では、担当者の説明を受けながら被害があった場所を見て回りました。
こちらでは、確認できるだけでも２０カ所近くが被害を受けていて、現在も施設の利用再開のめどは立っていないということです。
中村知事はこのあと、地震でビルの壁に大きな亀裂が入り、歩道が通行止めになっているＪＲ宇和島駅前のほか、午後からは、石垣が崩れるなどの被害を受けた、愛南町の外泊地区なども視察しました。