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2024年04月20日(土 ) 19:40

重要文化財「渡部家住宅」も地震で被害【愛媛】

17日夜の地震で震度4を観測した松山では国の重要文化財に指定される「渡部家住宅」で被害が出ていたことが20日までにわかりました。
江戸時代に豪農の住居などとして建てられた松山市東方町の「渡部家住宅」は、母屋や蔵などが国の重要文化財に指定され、現在もお遍路さんのお接待などに活用されています。
地震の翌日、18日に近くの住民が異変に気付いたということで、調べると道具蔵など4カ所の壁で崩落などの被害が確認されたということです。
4代目当主の渡部浩三さんは「何回も壁が崩れる経験はありますので、またかという感じは受けたんですけど、今回はひどかったからショックですね」と話していました。
渡部さんは今後、修復に向けて文化庁などと協議したいとしています。