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2024年06月12日(水 ) 16:59

燧灘でカタクチイワシ漁始まる【愛媛】

イリコの原料となるカタクチイワシの漁が四国中央市沖の燧灘で12日に解禁されました。

燧灘は国内有数の漁場として知られていて、ワイヤーが巻き上げられると、網の中では体長およそ15cmのカタクチイワシが銀色の体を輝かせていました。

県漁協川之江支所によりますと、昨シーズンは653トン余りの水揚げがあり例年よりも好調で、全国的な漁の落ち込みと需要の増加などから高値で取引されたということです。

【県漁協川之江支所 三好猛運営委員長】
「これから7月にかけて徐々に(数量は)上がっていくと思う。相場も去年のような高値の取引が予想される」

水揚げしてまもなく加工場で釜茹でされたカタクチイワシは「ひうち媛いりこ」のブランドで県内外に出荷されています。

カタクチイワシ漁は8月末まで続く見通しです。