道後温泉本館の全館営業再開が来月に迫る中、地元の商店街で、店舗からの火災を想定した訓練がありました。

１８日に松山市東消防署と道後商店街振興組合が合同で開いた訓練には、署員や組合の関係者などおよそ４０人が参加し、道後商店街にある店舗から出火したとの想定で行われました。

訓練では、火災に気づいた従業員が消火器を使っての初期消火や１１９番通報の流れを確認したほか、駆けつけた消防隊がはしごを使って建物の上まで登り、延焼を防ぐ動きなどを確かめていました。

来月１１日には道後温泉本館の全館営業再開が控えていることもあり、参加者らはいっそうのにぎわいが予想される商店街での防火への意識を新たにしていました。