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2024年06月27日(木 ) 13:49

四国電力 宮本喜弘新社長が就任

26日の株主総会を経て、四国電力の新たな社長に常務だった宮本喜弘さんが就任しました。
宮本さんは徳島県出身の61歳で、1985年に四国電力に入社し、取締役常務執行役員を務めていました。
また、これまでにデジタル部門の最高責任者として業務改革を進めてきました。きのうの就任会見で宮本さんは「改めて、伊方発電所をはじめとする当社設備の安全確保を最優先に、低廉かつ安定的な電力供給に全力を尽くす決意をしています。いざ社長になってみると、なかなか重いなと思いますが、これも天命と思って全力を尽くしたい」などと話しました。そして、今後はさらにデジタル化を推進し、新たなサービスの提供や業務の効率化などに取り組みたいと抱負を述べました。
また伊方原発については脱炭素化を進める上でも重要だとして「やはりベースは原子力でしっかり担っていって、CO2を減らす。伊方原発の安心安全運転を徹底していくということになろうかと思います」などと話しました。
なお、社長だった長井啓介さんは会長に、会長だった佐伯勇人さんは特別顧問に就任しました。