梅雨を迎える中、県などが２１日、土砂災害警戒区域をパトロールしました。
パトロールは国の定める土砂災害防止月間の６月に合わせて毎年実施されていて、宇和島市では県南予地方局や市の職員と警察官や消防署員あわせて８人が、津島町を流れる岩松川沿いなどの土砂災害のおそれのあるエリアを視察しました。
また合わせて障害者福祉施設などへの訪問もあり、大雨の際は利用者を早めに避難させるよう指導などが行われました。
南予地方局河川港湾課・久保徳之担当係長は「最大震度６弱の地震が発生してから１カ月以上が経ちましたが、地盤がゆるんでいるところへの集中豪雨があると、さらに大きな被害になる可能性もあるので、皆さんには、常日頃からどこに逃げたらいいかを念頭に置いて、警報や注意報が出た時には動いていただきたいです」などと話していました。