県内有数のアスパラガスの産地・西条市で、この時期に収穫される「夏芽」の出荷がピークを迎えています。

西条市のＪＡ周桑管内は、アスパラガスの県内生産量のうち９割以上を占めていて、甘くてシャキシャキとした食感が特徴です。

広田浩一さんのビニールハウスでは肥料などにこだわったＪＡ周桑独自のブランド「緑のささやき」が栽培されていて、この時期に収穫される夏芽が出荷のピークを迎えています。

ＪＡ周桑によりますと、今年の夏芽は甘くて柔らかいアスパラに仕上がっていて、出荷量は例年並みの６８トンを見込んでいるということです。

広田さんは「茹でるよりも焼いたり蒸したりして食べると、甘味や旨みがより分かると思いますよ」などと話していました。

出荷のピークは１０月中旬まで続き、県内外のスーパーなどで販売されます。