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2024年07月03日(水 ) 19:17

「やっと晴れたので」かき氷人気 県内で今年初の猛暑日【愛媛】

梅雨空から一転、3日は真夏の日差しが照りつけ、県内15の観測地点のうち12ヵ所で今年最高気温を記録しました。
西条では35.5℃、鬼北町近永では35.2℃まで気温が上昇し、県内で今年初の猛暑日となりました。
また、松山の最高気温も猛暑日一歩手前の34.4℃となりました。
こうした中、松山市の老舗甘味処「あたりや」にも多くの利用客が訪れていました。

【男性客】
Qかき氷食べるのは今年は何回目ですか?
「今年初めてです」
【女性客】
「ひんやりして嬉しいです」
【女性客】
「暑いなと思って来たんですけど。雨が続いていたのでやっと晴れたので来ました」

【山﨑美智子店長】
「暑くてもうれしいです。やっぱり氷屋さんはお天気次第なので期待しています、これから」

また、新居浜市では「10円プール」の愛称で親しまれる東雲市民プールの今年の営業が1日から始まっていて、3日にも親子連れが訪れて水遊びを楽しんでいました。

県内は4日以降もしばらく厳しい暑さが続く見込みで、日中はもちろん熱帯夜にも注意が必要です。
消防によりますと3日、県内では少なくとも14人が熱中症の疑いで救急搬送されました。
熱中症の予防について、松山市内で内科とペインクリニックを営む越智貴紀医師は「脱水になってくると自分が脱水であることがわからなくなってくる。体調を過信せず汗をかいていなくてもこまめに水分補給をすることが大切」と話しています。