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NEW 2024年07月15日(月 ) 18:45

土砂崩れ4日目 松山市は復旧作業など急ぐ 「緊急安全確保」は一部残し解除【愛媛】

土砂崩れの発生4日目。松山市には、被災者の生活支援や復旧作業を進めることが求められています。
15日午後4時現在、28世帯44人が近くの公民館に避難しています。
市では、一部のマンションで水道が使えなくなっているため、避難所の開設を長期間継続する可能性があるとしています。
また16日午前8時半から、市役所や市内22の全ての支所で、罹災証明書の申請の受付を始めるということです。
一方で、市は14日から周辺道路の土砂の撤去を開始。
こちらは早ければ16日に、住宅に流れ込んだ土砂は10日から2週間程度で取り除きたいとしています。
崩れた斜面の復旧工事は県を中心に進める方針ですが、いつ始められるか見通しは立っていません。
なお土砂災害の原因については、15日に愛媛大学の教授らが現地調査をしていて、市は近く、県と連携して調査委員会を立ち上げる方針です。
また松山市は、清水地区の「緊急安全確保」を、15日の午後5時30分に緑町一丁目の一部を残して解除したと発表しました。
あわせて市内36ヵ所の避難所を閉鎖しましたが、清水公民館、番町公民館、東雲公民館は引き続き避難所となっています。