ＳＮＳで知り合った女から儲け話を持ちかけられた宇和島市に住む７０代の男性が、暗号資産や現金を送るなどしておよそ４４００万円を騙し取られたことが分かりました。
警察によりますと男性は７月上旬、ＳＮＳを通して日本人の名前で東南アジア人を名乗る女と知り合い、やりとりを重ねるうちに女から投資話を持ち掛けられました。
信用した男性は７月下旬、女の指示に従って合わせておよそ２１００万円分の暗号資産を購入し送信したほか、出金しようとした際に送られた、補償金などを求めるメッセージを信用し、８月、指定された銀行口座に合わせておよそ２２８０万円の現金を送金し、計約４３８０万円を騙し取られたということです。
警察は、一度も会ったことのない人からお金の話が出たら詐欺を疑うなど、注意を呼びかけています。