来店客を特殊詐欺の被害から守ったとして西条市のコンビニ店員２人に１７日、西条西警察署から感謝状などが贈られました。
感謝状が贈られたのはファミリーマート西条国安店の槇春美さんと飯尾綾さんで、２人は先月２２日に店を訪れた６０代の女性客から電子マネーの買い方を尋ねられました。
その際、女性客がメモを見ていたことなどを不審に思ったことから２人は連携して話を聞きメールなどを確認して特殊詐欺だと判断し、警察に通報しました。
【槇春美さん】「声をかけても「大丈夫」と言われるお客さんがほとんどなんですよ。
積極的に声をかけて１件でも防げるよう頑張っていきたいと思います」西条西警察署では積極的な声かけなどで特殊詐欺の被害を防いだ人に「阻止バッジ」を配ることにしていて今回、２人に初めて交付されました。
県警によりますと今年県内では特殊詐欺の被害が先月末までに８１件確認されていて、被害額は約１億６８００万円にのぼっています。