９日午後、衆議院が解散しました。
次の衆議院議員選挙が１０月１５日に公示され、１２日間の選挙戦が始まります。
選挙区が１つ減る愛媛。
その構図です。
１票の格差の是正で、次の衆院選で、愛媛は小選挙区の定数が４から３に減ります。
それにともない、区割りが大きく変わります。
愛媛１区は、松山市南部や旧北条市、島しょ部が編入され、松山市全域の選挙区になります。
愛媛１区には
▽自民党で前職の塩崎彰久さん
▽立憲民主党で新人の香曽我部慶教さん
▽共産党新人の石本憲一さん
▽国民民主党新人の石井智恵さんの４人が出馬する見込みです。
愛媛２区は、これまでの今治市と上島町のほかに四国中央市、新居浜市、西条市が編入され、東予全域が選挙区になります。
愛媛２区には
▽自民党前職の井原巧さん
▽立憲民主党の前職・白石洋一さん
▽日本維新の会の新人、梶野耕佑さんの３人が出馬する見込みです。
愛媛３区は、南予全域と松山市以外の中予からなり、県内で最も広く、産業なども多様な選挙区となります。
愛媛３区には
▽自民党前職の長谷川淳二さん
▽立憲民主党で新人の越智清純さん
▽共産党新人の西井直人さんの３人が出馬する見込みです。
野党は候補者の一本化が図られておらず、複数の候補が自民党の前職と争う構図です。
「政治とカネ」を問題も争点の１つとなると見られます。
この問題をめぐり、愛媛でも小選挙区と比例代表の重複立候補ができない自民党候補が出ていて、激しい選挙戦が予想されます。
次の衆議院議員選挙は１０月１５日に公示され、２７日に投票が行われます。