愛媛のニュース

NEW 2024年10月21日(月 ) 20:58

衆院選 小選挙区の情勢は 朝日新聞社情勢調査【愛媛】

27日に投票が迫る衆議院議員選挙を前に朝日新聞社が情勢調査を実施しました。

調査は19日と20日の2日間、インターネット調査会社4社に委託して行われ、各社の登録モニターのうち県内の有権者が対象となりました。
各選挙区の有効目標数は1200人で、県内では3583人から有効回答を得ています。
こうした情勢調査と取材データを総合し、投票態度を明らかにした人を分析しました。

まず前職2人と新人1人の三つどもえの戦いとなっている愛媛2区です。
立憲民主党の白石洋一さんが立憲支持層のほとんどを固めているほか自民支持層からも2割近く支持を集めて、一歩リードしています。
自民党の井原巧さんは自民支持層の8割近くをまとめるものの無党派層の支持が3割弱にとどまっていて、懸命に追っています。
日本維新の会の梶野耕佑さんは厳しい戦いです。

続いて前職1人と新人3人が立候補する愛媛1区です。
自民党の塩崎彰久さんは自民支持層の大部分をまとめ、無党派層の半数以上の支持を得て優位に立っています。
立憲民主党の香曽我部慶教さんは立憲支持層をほぼ固めたものの苦戦しています。
国民民主党の石井智恵さんは無党派層の2割強の支持を集めますが、厳しい戦いです。
共産党の石本憲一さんは支持の広がりが見られません。

最後に、前職1人と新人2人が立候補する愛媛3区です。
自民党の長谷川淳二さんは自民支持層、公明支持層をほぼ固め無党派層の4割強からも支持を得てリードしています。
立憲民主党の越智清純さんは立憲支持層のほとんどを固め無党派層からも半数以上の支持を得て懸命に追っています。
共産党の西井直人さんは伸び悩んでいます。

なお、調査時点で3割から4割の人が投票態度を明らかにしておらず、今後情勢が変わる可能性もあります。

衆院選は27日投票で即日開票されます。