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2024年10月22日(火 ) 15:57

建設工事の出前授業“ジョブチャレ”【愛媛】

担い手不足が深刻化している建設業への興味や関心を持ってもらおうと、宇和島市の建設会社などが地元の中学校で出前授業をおこないました。

この出前授業は県が中学生を対象に実施している「えひめジョブチャレンジ」の一環であり、宇和島市の城東中学校には22日、国交省大洲河川国道事務所と地元の建設会社「浅田組」が講師として招かれました。

参加したおよそ120人の3年生は、浅田組が市内で建設している自動車専用道路「津島道路」が災害時に果たす役割などについて説明を受けたのに続き、現地と学校をオンラインで繋いで建設現場を見学しました。

このあと生徒は校内のグラウンドに移動し、高さおよそ22メートルのクレーンを使って重りを持ち上げたほか、ショベルカーの操作体験、レーザーポインターを使った測量などを通じて建設業への理解を深めていました。

生徒は「思ったよりの重機が大きくて驚きました。実際に乗ってみて操作したけど、うまく動かすことができて良かった」「今回の体験を通じて建設業というのもありだなと思ったし、人の役に立つということを考えるとやってて楽しいと思った」などと話していました。