NEW 2024年11月15日(金 ) 14:25
松山で石油コンビナート防災訓練【愛媛】
南海トラフ巨大地震により石油コンビナートで災害が発生した場合を想定した大規模な防災訓練が松山市であり、関係機関が連携などを確認しました。
この訓練は秋の火災予防運動に合わせて毎年行われていて、14日は会社や消防などの関係者およそ140人が参加しました。
訓練は南海トラフを震源とする大規模地震が発生して施設内のタンクから油が漏れだしたという想定であり、まず従業員や消防隊員らが施設内を点検し、けがをした従業員1人を発見して救出しました。
さらに、タンクでは火災が発生。
高所放水車から泡の消火薬剤が放出され、消火活動が行われました。
また、灯油が海に流出するケースを想定し、海上にオイルフェンスを張り灯油の拡散を止める訓練も行われました。
海面に浮いた灯油は放水で散らすことで危険性を下げることができるということで、参加者は実際の機材を使いながら緊急時の対応の手順を確認していました。
今回の訓練では2台用意した高所放水車のうち1台で消火薬剤が放出されなかったということで、原因を調査し、今後につなげたいとしています。
松山市消防局では「今後もこのような訓練を通じて関係機関の連携を強化して石油コンビナートの保安の確保に努めたい」としています。
この訓練は秋の火災予防運動に合わせて毎年行われていて、14日は会社や消防などの関係者およそ140人が参加しました。
訓練は南海トラフを震源とする大規模地震が発生して施設内のタンクから油が漏れだしたという想定であり、まず従業員や消防隊員らが施設内を点検し、けがをした従業員1人を発見して救出しました。
さらに、タンクでは火災が発生。
高所放水車から泡の消火薬剤が放出され、消火活動が行われました。
また、灯油が海に流出するケースを想定し、海上にオイルフェンスを張り灯油の拡散を止める訓練も行われました。
海面に浮いた灯油は放水で散らすことで危険性を下げることができるということで、参加者は実際の機材を使いながら緊急時の対応の手順を確認していました。
今回の訓練では2台用意した高所放水車のうち1台で消火薬剤が放出されなかったということで、原因を調査し、今後につなげたいとしています。
松山市消防局では「今後もこのような訓練を通じて関係機関の連携を強化して石油コンビナートの保安の確保に努めたい」としています。