２７日、県内企業の冬のボーナスに関する調査結果が発表されました。
ＩＲＣ・いよぎん地域経済研究センターでは県内８４８社に冬のボーナスに関するアンケート調査を行い、回答のあった２９９社の結果をまとめました。
それによりますと、１人あたりの支給見込み額は４２万７０００円で、去年を０．５％上回りました。
冬のボーナスが前年を上回るのは３年連続です。
増加の要因としては
▽給与の引き上げ
▽社員のモチベーションのアップ
▽物価上昇への対応
などがあげられています。

部門別に見ると、非製造業が去年より１．７％アップの４０万１０００円となった一方で、製造業は、３．４％ほど下回る５５万円となっていて、このうち機械・金属では資材の高騰や親会社の業績不振などを理由に１割以上下回る見込みです。

なお、あわせて行われた来年度の賃上げ予定については、回答した約７割の企業が「増額」と答えているということです。