７月に全館で営業再開した道後温泉本館で３日、再開後初めての火災防御訓練がありました。
訓練は、松山市東消防署や道後温泉本館の指定管理業者などが合同で開きました。
道後温泉本館２階の休憩室から出火したという想定で行われ、従業員らは館内の観光客を避難させるとともに、消防への通報や初期消火にあたりました。
また、消防ははしご車での放水訓練をするなど、参加者は防火意識を高めていました。
道後温泉事務所の三神正裕主査は「道後温泉本館は本当に大切な国の重要文化財のひとつですので、この本館を守っていくという意味で、これからも機会を通じてこうした訓練をして、お客様に安心安全な道後温泉を楽しんでもらいたいなと思っています」などと話していました。