県内は間もなくスギ花粉の飛散シーズンに入るとみられます。
今年は過去１０年で最多の飛散量になるおそれがある、との予想もある中ドラッグストアには対策コーナーが登場しています。
ウェザーニュースによりますと今年予想される県内の花粉の飛散量は平年の２．１７倍、去年と比べると５．８７倍となっています。
去年の夏の暑さや表年傾向などが増加の要因で、過去１０年で最も多くなる可能性もあるということです。
飛散のタイミングですがスギ花粉は２月上旬から飛び始めピークは２月中旬から３月中旬とみられています。
また、ヒノキ花粉は３月中旬から４月上旬に飛散が本格化する見通しです。
こうした予想を受けて「くすりのレデイ宮西店」では花粉症対策のコーナーを例年より早く、年明けから設置しています。

【田村博店長】
「症状が出始めたかなと思った時はこの抗アレルギー剤をまず服用していただくのがポイントです」

店によりますと、症状が出る前や出始めには「抗アレルギー剤」を、本格的に症状が出てしまった後は「抗ヒスタミン剤」が有効だということです。
またなるべく花粉を取り込まないようにすることも重要だということで花粉を寄せ付けないスプレーやマスクの着用なども花粉対策としておすすめだということです。
ウェザーニュースによりますと晴れて風の強い日や雨上がりの翌日などは大量の花粉が飛散しやすいということで、今後、症状の出やすい人は例年以上の対策が必要となりそうです。