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NEW 2025年02月03日(月 ) 19:37

春の訪れを搾りたての日本酒で祝う!梅錦山川で「立春朝搾り」【愛媛】

2月3日は、暦の上で春の始まりとされる「立春」です。
四国中央市の酒造会社で3日、春の訪れを祝う日本酒が出荷されました。
この「立春朝搾り」は、その名の通り、立春当日の早朝にしぼったばかりの日本酒をその日のうちに客に届ける催しで、今年も全国で41の蔵元が参加しています。
このうち県内で唯一参加している四国中央市の梅錦山川でも、朝早くからしぼられた純米吟醸酒が次々と瓶詰めされ、専用のラベルが貼られて箱詰めされていきました。
会社によりますと、去年夏の猛暑の影響で原料の米が硬くなるなど酒造りには苦労したものの、例年通り、高い品質のおいしい酒に仕上がり、今年は「米の甘みとうま味を引き出し、後味がすっきりしている」ということです。
梅錦山川の池内透社長は「家族で集まって、おいしい料理と一緒に味わっていただきたい」などと話していました。
梅錦山川の「立春朝搾り」の日本酒は、今年は720ミリリットル入りの瓶でおよそ5500本が、県内を始め香川、徳島の加盟店などに出荷されたということです。