今シーズン最強の寒波が到来し、八幡浜市などで積雪しています。南予では６日明け方まで、大雪に警戒が必要です。

４日から降り続く雪で、八幡浜市内では道路脇に２０ｃｍほどの雪が積もっていました。

５日午前５時時点で、西予市宇和で１５ｃｍ、久万で１ｃｍの積雪を観測しています。

消防などによりますと、４日から５日にかけて、八幡浜市などであわせて６人が軽いけがをしたということです。

交通にも影響が出ていて、松山自動車道などでは大洲南ＩＣ～宇和島坂下津ＩＣが通行止めになっています。

大洲市と西予市宇和町を結ぶ国道５６号の鳥坂峠や、大洲市と八幡浜市を結ぶ国道１９７号の夜昼トンネルなどでも通行止めが発生していて、県は可能な限り八幡浜方面への移動を控えてほしいと呼びかけています。

ＪＲ予讃線では松山～宇和島の特急列車と伊予市～宇和島の普通列車、予土線では窪川～宇和島が終日運休となっています。

県内は６日昼前にかけて山地を中心に大雪となり、平地でも大雪となる見込みです。

６日朝までに予想される降雪量は多いところで、平地で１５ｃｍ、山地で４０ｃｍとなっています。

南予では６日明け方にかけて大雪に警戒が必要なほか、中予と東予でも警報級の大雪となるおそれがあります。

積雪や路面の凍結などに警戒して下さい。