任期満了に伴う今治市長選挙は９日投票があり、現職の徳永繁樹さんが再選を果たしました。
現職と新人の一騎打ちとなった今回の選挙戦の結果は、徳永繁樹氏５万４８０８票、鍋岡幸則氏３２５７票で、徳永さんが新人候補に５万票以上の差をつけ、再選を果たしました。
徳永さんは今治市出身の５５歳で、県議会議員などを経て前回２０２１年の市長選挙で初当選し、現在１期目です。
２期目に向けては、海事やタオルなど今治市が誇る地場産業のさらなる活性化や子育てしやすい環境づくり、移住者をさらに増やす政策などに取り組みたいとし、市民中心の政治を実現すると訴えました。
徳永さんは「市民が真ん中のメインプレーヤーです。私たちは補助エンジンとして、これからも皆さんを支えていこうと思います。みなさんの様々な声を私に託してください。そして一緒になって様々な課題をクリアしていこうではありませんか」などと呼びかけました。なお投票率は４９・１１パーセントで、前回の選挙を１２・０４ポイント下回り、２００５年の合併以降で最低となっています。