人材不足が懸念されている歯科衛生士の復職を支援しようと、愛媛県歯科医師会のセミナーが１１日、松山市でありました。
セミナーには復職に興味がある人や学生ら約１００人が参加しました。
そして県歯科医師会の橋本成人会長が挨拶したあと、日本大学歯学部の今井健一教授が講演し、高齢者の「お口のケア」によって、さまざまな病気を防ぐことができるとして、歯科衛生士の復職にエールを送っていました。
県歯科医師会によりますと、県内では結婚や出産を機に離職した歯科衛生士の資格所有者が１６００人ほどいるということで、今後も講演会やサポートセンターなどを通して復職の支援につとめたいなどとしています。