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NEW 2025年02月28日(金 ) 16:22

松山城土砂崩れ野志市長は市議会でも「瑕疵あったとは言えない」との考え示す【愛媛】

2024年松山市の城山で発生した土砂災害について野志市長は28日の市議会で、改めて、市の管理に「瑕疵があったとは言えない」との考えを示しました。
【野志市長】「今回の災害(土砂崩れ)を予見したり、その結果を回避したりすることは不可能だったと考えられますので、その管理に瑕疵があったとは言えません」野志市長は市議会本会議の代表質問で、土砂崩れの対応などについて問われ、災害の発生原因は複雑なメカニズムによるなどとした、技術検討委員会や専門家の意見から判断し、市の管理に「瑕疵があったとは言えない」との考えを改めて示しました。
城山の土砂災害を巡って、松山市は、24日に開いた住民説明会で同様の説明をしていますが、住民の一部は「納得できない」などとして23日、市議会に意見を聞く場を要望する陳情書を提出しています。
一方、松山市は、24日の本会議に岩盤の補強や排水管の設置など土砂崩れ現場の復旧工事を行うための議案を提出しました。
議会の承認を得られれば着工する予定で、来年度末の工事完了を目指すとしています。