今治市の山火事は３１日に発生９日目を迎え、市は午前１１時、火災の「鎮圧」を宣言しました。
（今治市長）「本日１１時をもって、火災は鎮圧したことを発表させていただきます」
今治市の徳永繁樹市長は午前１１時に会見し、火災の鎮圧を宣言するとともに、今治市内の２つの地区に出されていた避難指示をすべて解除すると発表しました。
県によりますと、３月２３日に発生した山火事では、３１午前８時現在でおよそ４４２ヘクタールが焼失し、県内では平成以降で最大となっています
またこれまでに住宅など２２軒が焼けています。
（記者）「被害の大きかった今治市桜井地区です。周辺では白い煙は確認できません。けさは消防隊の活動する姿も見られません」
なお３１日も、いまのところ煙などは確認されていないものの、山肌の温度が高い熱源が確認されたところなどで、消防などによる消火活動を続ける予定です。