四国中央市の翠波高原で菜の花が見頃を迎えました。しかし２０２５年は、冬場の厳しい寒さで異変も。

標高８９２メートルの翠波峰を中心とする翠波高原は、春は菜の花、秋はコスモスが咲き誇り、市民らに親しまれています。

市によりますと、２０２５年も菜の花が見ごろを迎えましたが、２０２５年は３月に積雪や霜が降りるなど例年以上の寒さの影響で生育不足が見られ、およそ２ヘクタールの第１園地では全体のほぼ３分の２で花の無い『空白地』となっています。
【見物客】
「ちょっと少ないですね。はあ。（ため息）例年より、やっぱり気候がなかなか菜の花に向いてなかったんでしょうね」

一方で、およそ１ヘクタールの第２園地は被害がなく、一面が黄色いじゅうたんに覆われ、訪れた人たちの目を楽しませています。

翠波高原の菜の花はもうしばらく見頃が続きます。