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NEW 2025年05月01日(木 ) 18:00

新茶の季節です!5月1日は八十八夜・西予市宇和町で茶摘み【愛媛】

5月1日は「八十八夜」。
末広がりの「八」が続くことからこの日に摘まれた新茶は縁起が良いとされ、飲むと1年間無病息災で過ごせると言われています。

西予市宇和町は標高が高く寒暖差が大きいことからお茶の生産に適しているとされ、こちらで3代続く老舗「お茶の明芳園」の茶畑でも、5月1日の八十八夜に合わせて収穫作業が本格的に始まりました。

かつては手摘みで行っていたこちらでの茶葉の収穫。
いまでは機械を使う形に変わりましたが、変わらぬ初夏の風物詩です。

【兵頭暁彦さん】
Q.今年の出来は?
「例年通りよく出来ていると思います。2月の大雪の影響と、なかなか気温が上がらないので伸びが若干遅いかなと」
Q.毎年八十八夜の時期は気にしている?
「(茶摘みの)歌にあるようにそろそろ暖かくなるかなと待たれている方がいますので、うちらもその日に摘んで製造して、商品として出すようにしています」

こちらでの茶摘みは5月20日ごろまで続く見込みで、2025年の新茶は1日以降、西予市の道の駅「どんぶり館」や県内のスーパーなどに並ぶということです。