愛媛のニュース

NEW 2025年05月05日(月 ) 9:28

万博に派遣される新居浜の太鼓台 本番を前に合同練習【愛媛】

大阪・関西万博に5月に派遣され「かき比べ」を披露する新居浜の3台の太鼓台が、本番に向けて合同練習をしています。
万博に派遣されるのは、口屋、岸之下、萩生東の3台の太鼓台で、市の魅力発信を目的に5月21日、会場内のEXPOアリーナで「かき比べ」を披露します。
合同練習は4月から始まり、初日のこの日は岸之下自治会館前にそれぞれの太鼓が運び込まれ、演技をリードする指揮者らが集まりました。
「太鼓台3台で合わせるところまでを練習したい。いまから練習を始めるので、よろしくお願いします」顔合わせの挨拶に続いて、合同練習スタート。
太鼓の四隅に指揮者が陣取り、笛や手に持つ旗の動きなどを合わせていきます。
掛け声の言い回しや太鼓のリズムがそれぞれ違う太鼓台。
指揮者の呼吸や太鼓のリズムを合わせなければなりません。
本番では単独の「かき比べ」はもちろん、重さおよそ3トンの太鼓台を3台寄せて頭上高く持ち上げる、演技の華「差し上げ」を披露する予定。
派遣される太鼓台を代表して、岸之下太鼓台青年部の守谷貴裕部長は「お互いの良いところや悪いところとかを話し合いながら、しっかり詰めていきたい」などと話していました。
なお5月21日の当日は未明から太鼓台を組み上げ、午前と午後の3回演技する一方、来場者が太鼓台を担ぐ体験も予定されています。