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NEW 2025年05月11日(日 ) 18:30

能登半島地震の被災地支援へ 松山学院高の生徒が甘夏ジャム作り【愛媛】

能登半島地震の被災地を応援しようと、8日、松山学院高校の生徒らが甘夏のジャムを作りました。
【生徒】
「最高のジャムをつくりたいと思います!」調理室に次々と運ばれてくるのは今が旬、松前町で作られた甘夏です。
松山学院高校調理科では、地元のNPO法人や農家と連携し、去年から、能登半島地震の被災地に手作りの甘夏ジャムを贈っていて、この日は、生徒たちがジャム作りに取り組みました。
甘夏ジャムは常温で保存が効くほか、ビタミン補給の観点からも評判がいいそうです。
【生徒】
「パンにも塗れるしそのまま食べられるし長持ちしていろんな使い道があるからわたしも1個ほしいくらいなんですけど」
今回は150キロの甘夏を加工し、瓶100個分のジャムを被災地へ届けます。
味見した感想は…?
【生徒】
「酸味もあっておいしいです」「はじめは甘くて、でも甘すぎずにミカンの酸味もあって…」
ジャムには、通常の分量よりも1割ほど砂糖を多めに入れています。
甘みはもちろん、より保存が効きやすくなっているということです。
【生徒】
「大変なこともあると思うんですけどこれを食べてもらって元気を出していろんなことができるようになってほしい」「石川のみなさん待っていてください!」
完成した甘夏ジャムは、夏ごろに代表生徒らが石川県へと直接届けに行くということです。