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2025年07月24日(木 ) 20:18

搬送中の救急車が燃料切れ間近に 患者を乗せ換える【愛媛】

新居浜市消防本部の南消防署で5月、患者を搬送中の救急車が燃料切れ間近になり、患者を乗せ替えて病院に搬送していたことがわかりました。
患者の容体に影響はありませんでした。
市の消防本部によりますと、5月22日午後4時半頃、119番通報を受けて南消防署の救急車が患者を搬送していたところ、燃料の残りが少ないことを知らせる警告ランプが点灯しました。
このため代わりの救急車が出動し、患者を乗せ替えて病院に搬送、患者の容体に影響はなかったということです。
市の消防本部では、救急車は毎朝の点呼とともに燃料を確認し、表示が半分になった段階で給油することにしていますが、燃料切れ間近になった救急車はこの日、午前中から4件の出動が相次ぎ、当時は5件目で、別の要請への出動から戻る途中に対応していたということで、患者の搬送中も約40分間、搬送先の病院が見つからない状態だったということです。
市消防本部の後田武消防長は「燃料確認の徹底など、再発防止に取り組む」としています。