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NEW 2025年07月25日(金 ) 20:25

【愛媛大会2025】準々決勝 西条VS小松 プロ注目エースVS強力打線!終盤の攻防は?

2019年以来のベスト4を狙う小松。対するは第3シード西条。

公立校対決は序盤、注目のサウスポー西条・宇佐美のストレートが唸ります。
2回、連続三振で早くも4奪三振。

一方、小松の先発は背番号10の定成。
3回、四死球で初めてランナーを許しますが、バックに助けられ西条に先制を許しません。

すると4回、小松は1アウトから3番キャプテン秦の両チーム通じての初ヒットがツーベースとなります。
しかしここからが西条・宇佐美の凄み。
小松の4番・久米は見逃し、5番・眞鍋は空振り、序盤から一転、変化球で連続三振を奪い宇佐美はここを凌ぎます。

試合が動いたのは後半に入った6回、ヒットとエラーなどで2アウト1塁3塁のチャンスを作った西条。ここでベンチが仕掛けます。
1塁ランナーがスタート、キャッチャーが2塁に送球する間に3塁ランナーがホームイン
西条が1点を先制します。

西条に傾き始めた試合、それを止めるべく終盤、小松は背番号1の村上をマウンドに送ります。
先頭を歩かせた村上に対し、着実に2点目を狙う西条は8番・橘が送りバント、しかしここは村上の好フィールディングで2塁封殺、9番・越智は三振、1番・藤田も討ち取り小松が追加点を阻止します。

このエースの好投が流れを呼び込みました。
直後の8回、小松はフォアボールとヒットなどで2アウト2塁3塁として3番キャプテン秦。ここで西条内野陣にミスが出て小松が一気に試合をひっくり返します。
さらに続く4番・久米がセンターオーバーのタイムリー2ベースで3対1。
9回にも1点を追加した小松に対しそのウラの西条。連打が出ますがすでに2アウト。
最後のバッターが三振に倒れゲームセット、第3シード西条を倒した小松、次は松山商と対戦します。