５日未明、松山市の市道でパトカーに追跡されていた乗用車が原付きバイクの男性をはね、そのまま走り去りました。

男性は重傷で、警察はひき逃げ事件として捜査しています。

防犯カメラが捉えたひき逃げの瞬間。

車が原付きバイクとみられるものと接触し、そのまま走り去ります。

さらにおよそ２０秒後、パトカーが猛スピードで車を追跡する様子が。

警察によりますと５日午前２時ごろ、松山市立花の市道でパトカーに追跡されていた乗用車が原付きバイクをはね、そのまま走り去りました。

原付きバイクを運転していた６７歳の男性は市内の病院に搬送され胸の骨を折るなどの重傷です。

【近所の店の人は】
「ひき逃げがあったって聞いて、お客様から通報してくださいって言われたのでスタッフが通報してくれました。（原付きバイクの男性は）スタッフが行った時はうなっている感じで苦しそうにしていた。怖いですね。早く犯人につかまってほしいと思っています」

逃げたのは白の乗用車で、当時は近くで信号無視をしたとしてパトカーに追跡されていました。

なお、警察は通行人から通報があるまで接触には気づかなかったということで、防犯カメラの映像を解析するなどして逃げた車の行方を追っています。