NEW 2025年08月27日(水 ) 18:23
コメ離れの懸念も 新米シーズン お米屋さんの反応は…?【愛媛】

県内でも少しずつ新米が出回り始めましたが、価格の高騰で気軽に楽しめない現状も。販売店側の思いを取材しました。
【岩田屋2代目・豊章さん】
「『コメ離れ』していく傾向になるんじゃないかなという不安はあります」
創業73年を迎える、松山市の老舗・岩田屋。
27日、2代目店主の豊章さんが精米作業に励んでいたのは…。
【岩田屋2代目・豊章さん】
「徳島のコシヒカリです。新米です」
秋に先駆けて収穫される「早稲米」です。
【岩田屋2代目・豊章さん】
「香りとか光沢はもちろん新米ですからあります」
米のプロからも太鼓判!しかし、売り場を見せてもらうと…。
買い物客が今、重視しているのは「美味しさ」よりも価格のようです。
【岩田屋2代目・豊章さん】
「備蓄米と高知や愛媛の(新米)コシヒカリ、売れ行きはもうもちろん備蓄米がほとんどですね。新米よりも備蓄米、(備蓄米が)9割くらい売れますね」
5キロ・2100円の備蓄米に対し、新米は倍以上の4550円!一時は4000円台を突破していた5キロ当たりのコメ価格。
農林水産省の発表によると、全国のスーパーで今月17日までの1週間に販売された最新の平均価格は3804円でしたが…。
【岩田屋2代目・豊章さん】
「確かに3800円と値段は下がりましたけどもそれはこういう備蓄米が入っての平均価格なので実際は銘柄米なんかは価格が下がってないし去年よりも高いですし」
2024年の同じ時期に岩田屋で扱っていた新米5キロの価格は2808円。
1年でおよそ2000円の値上がりです。
岩田さんによると、秋以降の新米の入荷は順調に見込めそうだということですがある「懸念」をぬぐい切れません。
【岩田屋2代目・豊章さん】
「ちょっと(新米を)選びにくい時代が来るのかもしれませんね。ただ、この備蓄米もいつまでもはありませんから、そうなればコメ離れという現状が現れるかもしれませんよね。買っていただくのはお客さんの判断ですので、どうしようもできないですよね。ちょっと不安です」
【岩田屋2代目・豊章さん】
「『コメ離れ』していく傾向になるんじゃないかなという不安はあります」
創業73年を迎える、松山市の老舗・岩田屋。
27日、2代目店主の豊章さんが精米作業に励んでいたのは…。
【岩田屋2代目・豊章さん】
「徳島のコシヒカリです。新米です」
秋に先駆けて収穫される「早稲米」です。
【岩田屋2代目・豊章さん】
「香りとか光沢はもちろん新米ですからあります」
米のプロからも太鼓判!しかし、売り場を見せてもらうと…。
買い物客が今、重視しているのは「美味しさ」よりも価格のようです。
【岩田屋2代目・豊章さん】
「備蓄米と高知や愛媛の(新米)コシヒカリ、売れ行きはもうもちろん備蓄米がほとんどですね。新米よりも備蓄米、(備蓄米が)9割くらい売れますね」
5キロ・2100円の備蓄米に対し、新米は倍以上の4550円!一時は4000円台を突破していた5キロ当たりのコメ価格。
農林水産省の発表によると、全国のスーパーで今月17日までの1週間に販売された最新の平均価格は3804円でしたが…。
【岩田屋2代目・豊章さん】
「確かに3800円と値段は下がりましたけどもそれはこういう備蓄米が入っての平均価格なので実際は銘柄米なんかは価格が下がってないし去年よりも高いですし」
2024年の同じ時期に岩田屋で扱っていた新米5キロの価格は2808円。
1年でおよそ2000円の値上がりです。
岩田さんによると、秋以降の新米の入荷は順調に見込めそうだということですがある「懸念」をぬぐい切れません。
【岩田屋2代目・豊章さん】
「ちょっと(新米を)選びにくい時代が来るのかもしれませんね。ただ、この備蓄米もいつまでもはありませんから、そうなればコメ離れという現状が現れるかもしれませんよね。買っていただくのはお客さんの判断ですので、どうしようもできないですよね。ちょっと不安です」