県民文化会館や周辺県有地の活用に関する検討会議が２９日開かれ、ＭＩＣＥ機能の強化に向け、具体的な構想を県が初めて示しました。
会議の中で、県は、２０００人から３０００人規模の国際会議や学会を想定し、県民文化会館の設備を拡充しつつ、それを補完する会議施設を西側の県有地に整備したいとし、定員２００人から３００人規模の会議室のほか展示会や見本市を行う平土間ホールを整備するなど具体的な案を初めて示しました。
南側の県有地には、海外の富裕層などにも対応できる質の高い客室や会食会場のあるホテルの誘致や駐車場を整備したい考えです。
県は来月をめどに活用の方向性を公表し、その後、民間事業者の参入意向を把握する調査や公募要件の検討に入る予定です。