今年夏の愛媛大会を制した済美と秋の四国大会３年連続出場中の今治西の一戦。

今治西は１回、２アウト２塁のチャンスで４番加藤が三遊間を破るヒット！

この当たりで２塁ランナー俊足の今吉がホームイン、
済美の１年生エース吉川から１点を先制します。

その後１点を追加され２点を追う済美は５回、
フォアボールのランナーを１塁に置き１番太田！
打球はセンターの左を破るタイムリー３ベースヒット！
ここまで１安打に抑えられていた今治西の高橋から１点を返します。

１点差と迫る済美は６回、０アウト１塁で４番森がセンターへ弾き返し１塁３塁！
続く５番花野がフォアボールを選び０アウト満塁のビッグチャンスを掴みます。

バッターは６番、１年生の矢野。

矢野は三振に倒れ１アウト満塁となり、

７番ピッチャーの吉川。

吉川の打球はショートゴロダブルプレー

今治西、高橋が踏ん張り、済美、絶好のチャンスを生かせません。

今治西は直後の６回ウラ、先頭渡辺の２ベースを足掛かりに１点を奪いなおも、
１アウト１塁３塁で１番今吉。

今吉は初球をセフティースクイズ！

これが見事に決まり４対１とリードを拡げます。

試合は今治西３点リードのまま９回へ。

追い詰められた済美は今治西２番手、１年生倉瀬を攻め、ヒットとフォアボールで
０アウト１塁２塁として代打、１年生の眞田がタイムリーヒット！

４対２とし、さらにバントでランナーを進め１アウト２塁３塁！

一打出れば同点のシーンを作り、
バッターはこの夏の甲子園メンバーの一人、２番の葛原！

初球をとらえた葛原の当たりはショートライナー・・・

２塁ランナー戻れずダブルプレーでゲームセット！

今治西が夏優勝の済美に競り勝ち県大会進出を決めました。