NEW 2025年09月15日(月 ) 17:47
臥龍山荘の茅葺き屋根改修工事を公開【愛媛】

国の重要文化財で大洲市の観光名所のひとつ・臥龍山荘で、茅葺屋根の改修工事が30年ぶりに進められています。
茅葺屋根の改修工事が進められているのは、大洲市の肱川のほとりに佇む国の重要文化財・臥龍山荘の不老庵です。
改修工事は、屋根全体にわたって茅の劣化が進み雨漏りの恐れなどがあるため、所有する大洲市が約1450万円をかけ30年ぶりに実施。
工事は2日から始まっていて、この日も大阪から来た茅葺職人3人が古い茅の間に青森県から取り寄せた新しい茅を差し込み、本来の屋根の厚みにする作業に精を出していました。
臥龍山荘は、明治時代に大洲出身の豪商・河内寅次郎が別荘として建築したもので、崖下の肱川にせり出す不老庵は、当時、茶室を備えた離れとして利用されていました。
【茅葺職人大西謙之さん】
「川に建物が突き出てるんで、足場が大変悪いというところで、作業もやはりやりにくいですが、いい仕事をやりたいと思います」
不老庵の茅葺屋根の改修工事は10月中に終える予定で、この間、臥龍山荘は休まず営業し、伝統工法を用いた工事の様子も見学できるということです。
茅葺屋根の改修工事が進められているのは、大洲市の肱川のほとりに佇む国の重要文化財・臥龍山荘の不老庵です。
改修工事は、屋根全体にわたって茅の劣化が進み雨漏りの恐れなどがあるため、所有する大洲市が約1450万円をかけ30年ぶりに実施。
工事は2日から始まっていて、この日も大阪から来た茅葺職人3人が古い茅の間に青森県から取り寄せた新しい茅を差し込み、本来の屋根の厚みにする作業に精を出していました。
臥龍山荘は、明治時代に大洲出身の豪商・河内寅次郎が別荘として建築したもので、崖下の肱川にせり出す不老庵は、当時、茶室を備えた離れとして利用されていました。
【茅葺職人大西謙之さん】
「川に建物が突き出てるんで、足場が大変悪いというところで、作業もやはりやりにくいですが、いい仕事をやりたいと思います」
不老庵の茅葺屋根の改修工事は10月中に終える予定で、この間、臥龍山荘は休まず営業し、伝統工法を用いた工事の様子も見学できるということです。