NEW 2025年10月23日(木 ) 19:59
全校生徒の名簿を流出させた男性校長を減給処分【愛媛】

自ら務める中学校に在籍していた全校生徒の名簿を情報流出させたとして、現在、公立小学校に務める男性校長が23日、減給の懲戒処分を受けました。
処分を受けたのは、2022年度に教頭として松山市立垣生中学校に務めていた男性校長(当時50代)です。
県教育委員会や松山市教育委員会によりますと、流出したのは2022年度に垣生中学校に在籍していた全校生徒413人分の生年月日や住所などが書かれた名簿データで、処分を受けた男性校長が、生徒など学校関係者がアクセスできる共有フォルダに名簿データを保存したということです。
7月に市教育委に情報提供があり判明したもので、名簿データは本来、教職員のみがアクセスできるように限られていました。
共有フォルダに保存したことで、当時、中学1年生だった生徒の1人が、学校から配布されているタブレットを利用中に名簿データを発見し端末に保存したということです。
生徒は、2025年に入って当時の同級生など5人にデータを渡していましたが、そのほかへの情報流出や利用はしていないと話していて市教委も情報の利用などは確認されていないとしています。
男性校長は、「多くの方に不安を感じさせてしまい反省している」などと話しているということです。
県教委は23日付で男性校長を減給10分の1・1カ月の懲戒処分にしました。
(10/23 20:30 本文を一部訂正しました)
処分を受けたのは、2022年度に教頭として松山市立垣生中学校に務めていた男性校長(当時50代)です。
県教育委員会や松山市教育委員会によりますと、流出したのは2022年度に垣生中学校に在籍していた全校生徒413人分の生年月日や住所などが書かれた名簿データで、処分を受けた男性校長が、生徒など学校関係者がアクセスできる共有フォルダに名簿データを保存したということです。
7月に市教育委に情報提供があり判明したもので、名簿データは本来、教職員のみがアクセスできるように限られていました。
共有フォルダに保存したことで、当時、中学1年生だった生徒の1人が、学校から配布されているタブレットを利用中に名簿データを発見し端末に保存したということです。
生徒は、2025年に入って当時の同級生など5人にデータを渡していましたが、そのほかへの情報流出や利用はしていないと話していて市教委も情報の利用などは確認されていないとしています。
男性校長は、「多くの方に不安を感じさせてしまい反省している」などと話しているということです。
県教委は23日付で男性校長を減給10分の1・1カ月の懲戒処分にしました。
(10/23 20:30 本文を一部訂正しました)