NEW 2025年10月30日(木 ) 20:19
今治市沖で沈没した白虎 事故の調査結果を国が公表【愛媛】
2021年、今治市沖で貨物船とケミカル船が衝突し3人が死亡した事故について、国の運輸安全委員会は30日、事故原因などの調査結果を公表しました。
事故は2021年5月に今治市沖で発生。
日本の貨物船「白虎」と外国籍のケミカル船が衝突して、白虎が沈没し乗組員3人が死亡しました。
国の運輸安全委員会によりますと、白虎側は、当初、ケミカル船と衝突のおそれがないと判断し進んでいましたが、2つの船が接近する中で、航海士がケミカル船に無線で伝えることなく針路を変更。
また、ケミカル船側は、航海士が船長の了承のないまま通航方法を白虎側に伝えましたが、ケミカル船の船長は伝えた方向と違う方向へ通航させるなど、白虎とケミカル船それぞれの行動によって衝突が起こったとしました。
そのうえで、白虎に関しては針路変更に伴う衝突の危険性を認識していなかった可能性があるとし、ケミカル船に関しては急速に迫ってきた船影を前に冷静な判断で操船ができなかった可能性があるとしました。
事故は2021年5月に今治市沖で発生。
日本の貨物船「白虎」と外国籍のケミカル船が衝突して、白虎が沈没し乗組員3人が死亡しました。
国の運輸安全委員会によりますと、白虎側は、当初、ケミカル船と衝突のおそれがないと判断し進んでいましたが、2つの船が接近する中で、航海士がケミカル船に無線で伝えることなく針路を変更。
また、ケミカル船側は、航海士が船長の了承のないまま通航方法を白虎側に伝えましたが、ケミカル船の船長は伝えた方向と違う方向へ通航させるなど、白虎とケミカル船それぞれの行動によって衝突が起こったとしました。
そのうえで、白虎に関しては針路変更に伴う衝突の危険性を認識していなかった可能性があるとし、ケミカル船に関しては急速に迫ってきた船影を前に冷静な判断で操船ができなかった可能性があるとしました。







