NEW 2025年12月11日(木 ) 17:54
新居浜市3人殺し 最高裁が被告の上告退ける 無期懲役の判決が確定へ【愛媛】
4年前、新居浜市の住宅で家族3人を殺害した罪などに問われた50代の男について、最高裁は上告を退ける決定をしました。
無期懲役の判決が確定することになります。
被告の男(58)は2021年10月、新居浜市の住宅で、この家に住む元同僚の男性(当時51)と男性の両親(いずれも当時80)の3人をナイフで突き刺し殺害したなどの罪に問われていました。
被告は精神障害の影響で被害妄想を抱いていて、裁判の中で弁護側は犯行当時、心神喪失の状態だったと主張し、検察側は心神耗弱の程度に留まると指摘していました。
2023年、一審の松山地裁は心神耗弱の状態と認め「精神障害の影響を踏まえても、犯行に及んだ意思決定は厳しく非難されるべき」と指摘し、求刑通り無期懲役の判決を言い渡していました。
2024年の二審で高松高裁も一審判決を支持し、控訴を退けました。
被告側はこれを不服として上告していましたが、最高裁は9日付で退ける決定をしました。
無期懲役の判決が確定することになります。
無期懲役の判決が確定することになります。
被告の男(58)は2021年10月、新居浜市の住宅で、この家に住む元同僚の男性(当時51)と男性の両親(いずれも当時80)の3人をナイフで突き刺し殺害したなどの罪に問われていました。
被告は精神障害の影響で被害妄想を抱いていて、裁判の中で弁護側は犯行当時、心神喪失の状態だったと主張し、検察側は心神耗弱の程度に留まると指摘していました。
2023年、一審の松山地裁は心神耗弱の状態と認め「精神障害の影響を踏まえても、犯行に及んだ意思決定は厳しく非難されるべき」と指摘し、求刑通り無期懲役の判決を言い渡していました。
2024年の二審で高松高裁も一審判決を支持し、控訴を退けました。
被告側はこれを不服として上告していましたが、最高裁は9日付で退ける決定をしました。
無期懲役の判決が確定することになります。







