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NEW 2026年01月07日(水 ) 17:32

取引額は過去最高を更新 四国中央市で「紙の初市」【愛媛】

新年の紙市場の景気を占う「紙の初市」が7日、四国中央市であり、取引額は過去最高を更新しました。

「紙の初市」は紙の町・四国中央市の新春恒例の行事で、今回で70回目となります。

今年は地元を中心に、製紙メーカーや流通業者など49社からおよそ170人が参加しました。

そして、紙製品が並ぶテーブルを囲んで売り手と買い手に分かれて商談し、成立するたびに会場には威勢の良い手締めが響いていました。

主催者によりますと、今年の取引額は70億400万円となり、前の年を2億円近く上回って過去最高を更新しました。

製紙業界は、ペーパレス化の影響で紙の需要が年々減る中、このところの円安で原料と燃料の価格が上昇、中国製品の攻勢もあり、厳しい経営環境にあります。

このため地元の業者は、紙おむつやキッチンペーパーなどの加工品に力点を置き、売り上げをカバーしているということです。

なお2025年に操業を停止し、民事再生法の手続きを進めている「丸住製紙」の影響について、県紙パルプ工業会の服部正会長は「雇用面など、地元への大きな影響は出ていない」としています。