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NEW 2026年03月13日(金 ) 18:30

休校を前に思い出作り 「日本一長い名前」篠山小中学校で書道パフォーマンス【愛媛】

3月末に休校し、2026年度いっぱいで閉校する愛南町の学校で、児童らが高校生と思い出を作りました。

愛媛と高知の県境にまたがり、日本一長い名前の小中学校として知られる「高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山小・中学校」。

少子化による児童や生徒の減少に加え、中学生3人が卒業し、高知県から通う生徒が1人もいなくなることなどから、2025年度末に休校し、その翌年に閉校します。

そんな学校に12日、高校生のお姉さんたちがやってきました。

彼女たちは川之石高校の書道部。

子どもたちの思い出作りに一役買おうと、書道パフォーマンスを披露しました。

今回招待された川之石高校も、八幡浜高校や八幡浜工業高校と統合し、閉校となることが決まっています。

この川之石高校の生徒が書くのは、篠山小中学校の子どもたちが閉校に向けて考えたメッセージ。

「大好きなこの場所で出会えた奇跡」。
「元気いっぱいに歩き出そう」。

どれも、この学校だからこそ、生まれた言葉。

閉校する高校と、閉校する小中学校。
それぞれの思いが、交錯します。

最後に、篠山小・中学校の児童・生徒9人と教職員が自分たちの名前を書いて、作品が完成しました。

【川之石高校最後の生徒となる書道部員の1年生】
Q.どんなメッセージを込めて書きましたか「私は『みんなと生きていく』って文字を書きました。離れ離れになってしまう人もたくさんいると思うんですけど、離れても心は一緒なので『みんなとがんばってこれからも生きていきましょう』という気持ちを込めて書きました」

【篠山小学校の児童】
「書道パフォーマンス自体も初めて見たし、名前も書いたから、自分たちもやってるみたいで面白かったです。たくさん日々思い出を作っていって、思い出いっぱいで(学校を)出ていきたいです」

作品の完成後、高校生と子どもたちは一緒に遊んだり、給食を食べたり。

過疎地の学校は少しだけ、にぎやかになりました。

最後の卒業式は3月17日。
一緒に作った作品もお披露目される予定です。