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NEW 2024年07月17日(水 ) 16:55

日本画では国内最大規模の展覧会 春の院展 松山展始まる【愛媛】

国内最大規模を誇る日本画の公募展「春の院展」が17日から松山市のいよてつ高島屋で始まりました。
「春の院展」は、長い歴史と伝統を誇る日本画の美術団体、日本美術院が運営する公募の展覧会です。
会場には、現代日本画の巨匠から若手作家まで、78作品が展示されています。
このうち「翳りゆく樹」は、日本美術院の会員の中で最高位にあたる「同人」の西田俊英さんによる作品で、まっしろな霧の中で凛とそびえ立つ屋久島の白骨樹が、人生を全うした老人の立ち姿のように描かれています。
会場を訪れた人は「女性の方の絵も、なんか華やかな感じというか、人物のやわらかい感じがすごい好きだなと思います」などと話していました。「春の院展」は7月28日まで、いよてつ高島屋で開かれています。