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NEW 2024年07月17日(水 ) 17:01

松山の銀天街強盗 被告は初公判で起訴内容認める【愛媛】

今年5月、松山市の銀天街で起きた強盗事件で、強盗などの罪に問われている男の初公判が松山地裁で行われました。
裁判の中で、男は出所から10日後に犯行におよんでいたことが明らかになりました。
初公判を迎えたのは、住所不定無職の57歳の男です。
起訴状などによりますと、被告は5月6日午前10時ごろ、松山市湊町の貴金属買取店にナイフを持って押し入り、女性店員の体をつかんで「殺すぞ」などと脅した上で、現金およそ46万円を奪ったとされています。
17日の初公判で被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
続く冒頭陳述で検察側は「強盗の罪で服役していて、事件の10日前に出所したばかりだった」とした上で、出所時の所持金などがギャンブルで負けて減ったため、取り返そうとやけになって犯行に及んだと主張しました。
裁判は8月19日に結審する予定です。