ＡＩを使って体の動きを分析し、どのスポーツに向いているかを提案する体験会が松山市内でありました。

この体験会は県が去年から各地で行っています。

昨年度に行われた県の意識調査で、若い女性のスポーツ離れが懸念される結果が出たことを受け、今年度は女子大学生にスポーツを始めるきっかけづくりにしてもらおうと、商業施設だけでなく大学でも開くことにしました。

先月２２日、松山東雲女子大学と松山東雲短期大学のおよそ５０人の学生や県内のインスタグラマー２人が参加しました。

体験会で用いられた「ＤｉｇＳｐｏｒｔｓ」は、カメラと連動したＡＩが、体格や動きをとらえて垂直跳びやボール投げのフォームなどを測定し、７４種目の中から自分に向いているスポーツを提案してくれるもので、参加者は走ったり跳ねたりしながらいくつかのメニューをこなし、提案された種目を参考にしていました。

【体験した女性】
「ボウリングとカーリングとダーツが向いているスポーツと提案された。ボウリングやダーツは遊びでしかやったことがなかったのでちょっと本気でやってみたいなと思いました」
この日は撮影した写真を基にＡＩが身体の歪みやずれなどを分析する「シセイカルテ」の体験会も行われました。

県によりますと、今年度はこの体験会を県内の商業施設や大学などであわせて３０回程度実施する予定です。