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NEW 2024年08月12日(月 ) 16:46

松山・城山の土砂災害 発生から1カ月 松山城の観光客は【愛媛】

松山・城山の土砂災害の発生から1カ月。7月31日に営業が再開された松山城では、三連休中日の11日も朝から大勢の観光客らでにぎわいました。
11日の松山の最高気温は35℃を超える猛暑日。こうなると欲しくなるのは、冷た~いものです。
観光客は戻ってきた一方で、天守広場からほど近い場所では一部立ち入り禁止の場所も。
土砂災害の爪痕がまだまだ残っているのが、現状です。
観光客の中には、訪れる前に土砂災害の影響を調べた、という人も。
広島から家族旅行で訪れたという人は「ネットで調べて、もう大丈夫っていうのを確認して、やって来ました。天守の最上段のところがめちゃくちゃ涼しかったので、気持ちよくて良かったです」なとど話していました。
さらに8日には、南海トラフなどの「巨大地震に注意」という臨時情報が発表されていて、旅行の是非を検討した人もいたようです。
祖母と家族旅行で訪れた人は「やっぱり気にしました。どうしようかなぁ、行っていいのかなぁ、どうなのかなぁと。でも今回は、せっかくなので来ることにしました。天気がいいのもあって、下の方の街と青いきれいな空がバーっと広がるのが、コントラストがすごいよかったです」などと話し、兵庫県から家族旅行で訪れた人は「備えはちゃんとして、あとは地震の時にどう速やかに対応するかっていうところを備えた上で、起こったら起こった時で、と思って来ました。鯛めしを食べて、温泉に入る予定です」などと話していました。
松山城総合事務所の門田泰広所長は「しばらく営業を休止していましたので、再開後どうなのかなと心配をしていましたけれども、去年を超える勢いでお客さんに来ていただいて、非常にうれしく思っています。危険そうなところは立入禁止ということで、しっかりそこはガードしてますので、それ以外の部分については安全に楽しんでいただけると思っています」などと話していました。