さまざまな理由で、家族と離れて生活する子どもたちと、里親になる人たちをサポートするため、県が新たに里親支援センターを設けました。

新たに８月から運営を始めたのは、ともに松山市内にある「えひめ里親サポートセンターコイノニア（ＥＦＳＫ）」と「里親支援センター　子どもリエゾン」です。

県によりますと、県内ではおよそ５００人が児童養護施設などで生活していますが、こうした子どもたちを家庭に迎え入れて育てる里親制度の委託率は伸び悩んでいます。

このため県は、児童相談所と連携して里親のマッチングや研修、相談業務などを担うセンターの設置を決めました。

センターでは、平日午前９時から午後５時まで里親に関する相談を受け付けています。