県内は厳しい暑さが続いていますが、四国中央市の翠波高原では、一足早い秋を感じられるコスモスの花が見頃を迎えています。
四国中央市南部に位置する標高７６０メートルの翠波高原。
毎年この時期、２つの園地を合わせて３ヘクタールほどの広さに約３０万本のコスモスが咲き、行楽客らを出迎えています。
今年は台風や大雨の被害もなく順調に育っているということで、８月になって咲き始め、ピンク、白、紫などの可憐な花が夏の高原を彩っています。
現在は七分咲きだということで、この日も家族連れらが訪れ、時折吹く涼しい風に秋を感じながら花を写真で撮るなどして楽しんでいました。
訪れた子どもは「きれいでした」と話し、母親は「花はまだ少ないですが、天気もいいですし、きれいですね」と話していました。また別の行楽客は「すごく風が気持ちよくて、やはり高い所なので気温が低いのかなと思いました。ふもとと比べるとすごく気持ちよかったです」などと話していました。翠波高原のコスモスは、９月中旬まで楽しめます。