西日本豪雨で複数の土砂崩れの被害が出た松山市の高浜地区でも、地元の住民らによる備えが進んでいます。

海と急傾斜地に挟まれた高浜地区では去年７月、大雨の排水が追いつかずに家屋などが浸水するいわゆる内水氾濫の被害も起きました。

このため、地区の自主防災会では２８日から、住民に配布するための土のうを作り、今回の台風に備えています。

今回の台風１０号、県内に近いコースをたどるおそれもあり、高浜地区では大雨による土砂災害に加えて高潮被害などのおそれもあることから、自主防災会では警戒を強めています。