松山発広島行きのフェリーとタグボートが３日、松山市の中島沖で衝突しました。
けが人はいませんでした。
松山海上保安部によりますと、衝突したのは石崎汽船が運航する全長５６メートルの「翔洋丸」と、広島県の海運会社が運航する全長１４メートルのタグボートです。
翔洋丸は松山と呉、広島を結ぶフェリーで、３日正午前、広島方面に向け中島沖を航行中だったということです。
２つの船にはあわせて３５人が乗っていましたが、けが人はおらず、船体の一部にへこみや穴があるものの自力で航行が可能で、油の流出もないということです。
この事故のため、石崎汽船ではあすにかけて松山と広島を結ぶ５便の欠航を決めていて、松山海上保安部は詳しい事故の原因を調べています。