県内で交通死亡事故が相次いでいます。
１４日深夜には今治市で軽乗用車同士が衝突し、男性が死亡しました。
事故があったのは今治市東村の市道の交差点で警察によりますと１４日午後１１時ごろ今治市の男性（４３）と６０代の母親が乗った軽乗用車と、３０代女性会社員が運転する軽乗用車が出合い頭に衝突しました。
事故の弾みで親子が乗った車が横転し、男性は頭などを強く打ち救急搬送されましたが死亡が確認されました。
男性の母親と女性会社員もけがをしましたがそれぞれ命に別状はないということです。
現場は信号機のある交差点で、親子が乗った車が女性会社員の運転する車の右側面に衝突したとみられるということで、警察が詳しい事故の原因を調べています。
今治市内では１４日朝にも自損とみられる交通事故が起き、男性（４４）が死亡したほか、１３日には新居浜市で女性（８７）が車にはねられ亡くなっています。
県内の交通事故による死者は１５日午前１０時半時点で３３人となっていて、前年の同じ時期より４人多くなっています。
県警は「車などを運転する際は、前をよく見て道路状況に応じた運転をしていただきたい」と注意を呼びかけています。